現場検査
2017.05.12
カテゴリ:建築/現場
タグ:リフォーム/山梨県北杜市高根町/清里
順調に工事が進んでいる「清里のアトリエ山荘」リフォーム工事ですが、
昨日、設計事務所立会いの基礎の配筋検査が行われました。
設計事務所の方が真剣に鉄筋の太さや設置間隔のチェックをしています。
鉄筋の検査のほかに、ホールダウンボルトやアンカーボルトの位置なども確認します。
写真の中央寄り2か所にあるJ字型の飛び出している金物がホールダウンボルトと言い、
右寄りに2か所ある少し小ぶりのL字型の金物がアンカーボルトと言います。
ホールダウンボルトは基礎の上に出来上がる建物の柱と基礎を緊結するもので、
アンカーボルトは建物の土台と基礎を緊結するための金物です。
基礎と建物はこの2種類の金物で緊結されるので、とても重要なボルトです。
地震などの時にはこのボルトに基礎から引き抜こうとする力が加わるため、
基礎に埋め込まれる部分の先がフック状に曲げてあります。
ホールダウンボルトのほうが大きい引っ張り力がかかるため、フックのサイズが大きくなっています。
ホールダウンボルトの左側のものだけ色が違いますが、
これは完成後も雨がかかる場所になるため、錆びないようにステンレス製のものにしています。
通常のものは鉄(炭素鋼)に電気亜鉛メッキをしたものです。
無事に検査は合格です。
この後、2回に分けてコンクリートの打設を行います。
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