八ヶ岳の麓で、心地よい木の家をつくる。
山梨県北杜市は、八ヶ岳、富士山、甲斐駒ヶ岳などを望める絶景の地として、とても人気のあるエリア。この地で綿々と家づくりを行ってきたのが、わたしたち山口工務店です。
美しい自然の風景を家に取り込み、また、自然の風景の中に溶け込むような住まいを心掛け、風景の一部になるような自然素材の木の家をコツコツとつくり続けてきました。
八ヶ岳山麓で心地良く暮らすなら、その土地の気候風土を理解した設計が不可欠です。
日照時間が日本一長い地域であるという特長を活かし、自然エネルギーを活用した OMソーラーを提案しているのもそのひとつ。
90 年の長きに渡ってここ北杜市に拠点を置き家づくりを提案してきたわたしたちだからこそできる家づくりがあります。
1.自然素材の木の家をつくる
山口工務店が建てる家は、自然素材の木の家です。
新建材は極力使わず、無垢の木や珪藻土などの自然素材を用いて住まいをつくりあげます。
使用する木材は、東農ひのきや天竜杉などの日本の気候風土に合った国産材。
気候風土に合った木材でつくる木の家は、耐久性に優れ、高寿命なので安心して長く住まうことができます。
また、耐久性だけでなく、木のよい香りや風合い、美しい木目は心地よさと温もりを与えてくれます。柱や梁といった構造材はもちろん、毎日の暮らしの中で手にするところを無垢材や自然素材にすると、日々の暮らしに潤いを与えることができます。
人の手の温もりによって「経年美化」する上質な素材を使い、一棟一棟ていねいに職人たちが丹精込めてつくる木の家。
住むほどに愛着が湧く、そんな木の家をコツコツとつくり続けています。
2.八ヶ岳のポテンシャルを活かしきる
日照時間が日本一である八ヶ岳山麓では、家づくりにも太陽の恵みを最大限に活かさないともったいないといえます。
わたしたち山口工務店は、「OM ソーラー」という太陽熱で家全体を温めたり、夏にはお湯を採ったりする仕組みを取り入れた家づくりを提案しています。
これは外気を取り入れ(換気)ながら、その外気を温めることで家全体を暖房するため、例えば、別荘にありがちなカビ臭さとは無縁の家づくりが可能となります。
真冬の週末、別荘にたどり着いたとき、まるであらかじめ誰かが先に来て換気をして暖房を入れてくれたかのようなぬくもりを感じることができるのも、この「OM ソーラー」の優れた特長のひとつです。
山口工務店で家を建てる 8 割以上の方が「OM ソーラー」を採用されており、その心地よさを実感されています。
冬
屋根への日射を利用して、集熱パネルで空気を温めます。温まった空気を床下へ送り、蓄熱コンクリートに蓄熱しながら家全体を床から穏やかに床暖房します。外気を暖房に利用するため、常に暖かい新鮮な空気で換気します。夜間から明け方にかけては、蓄熱コンクリートからゆっくり放熱。居室だけでなく、廊下や脱衣所など部屋間の温度差が少ない居心地のよい室内環境をつくります。
夏
屋根で温めた空気を小屋裏から排気します。主に春から秋にかけて、温められた空気を使ってお湯を沸かします。お湯の温度は、約300Lの貯湯槽に貯めた水が、約50℃になります。浴槽にお湯を張ったり、シャワーに使えます。
3.八ヶ岳山麓に暮らす
八ヶ岳の風景に溶け込む家
風景に馴染むということも、八ヶ岳に暮らす上ではとても大切なことだと考えています。
景色が魅力のこの地に、味気ない窒素系サイデイングの外壁や異国の地のデザインを模倣した住まいは似合いませんし、八ヶ岳の魅力をスポイルしてしまうと思います。
その土地にもともとあったかのような景観に溶け込む家を提案しています。
自然とのつながりを感じる暮らしを
豊かな自然に囲まれた八ヶ岳で暮らすのならば、自然とのつながりを感じながら暮らしていただきたい。都会では味わえない大自然とのつながりを五感で感じる暮らしをより高めるのが、大きな窓やテラスを設けた家づくり。
窓を開け放てば、爽やかな風とともに、雄大な八ヶ岳や南アルプスの山々、遠くには富士山の姿を望むことができ、四季の移ろいを感じながら過ごすひとときは、八ヶ岳での暮らしの醍醐味ともいえます。
地元を熟知した工務店だからできること
八ヶ岳での暮らしを志向される方は、移住と都会との二居というライフスタイルの大きく二つに分かれると思います。さらに「移住」は大自然に囲まれて子育てがしたいという方もいれば、リタイヤ後に心安らぐ暮らしを望まれて移り住まれる方もいらっしゃいます。
わたしたち山口工務店の建主の約3 割以上は他県の方々です。八ヶ岳での田舎暮らしが現在のような人気になるそのずっと前から、移住または二居のたくさんの住まい手の方々と向き合い、施工後も暮らしを見守る取り組みを続けています。それは長きに渡り八ヶ岳で家づくりを行うことではじめて可能になることだと考えています。