今年の梅仕事
梅雨の時期は、まさしく梅の実が収穫できるようになる頃。
梅仕事はこの季節だけの楽しみです。
庭の小梅が今年はたくさん実ったので、
今年は小梅で、梅の塩昆布醤油漬け、梅シロップ、梅酒を作ることにしました。
まずは、小梅は数時間 水につけてアク抜きをした後に洗い、ヘタを取り、乾燥させておきます。
小梅の塩昆布と醤油漬けは、小梅→塩昆布→小梅→塩昆布・・・と繰り返し、
ミルフィーユ状に小梅と塩昆布を重ね、
そこへ醤油をひたひたに注ぐだけで漬け込み完了。
保存は冷蔵庫で。
漬けてから3日目くらいから食べられます。
梅を食べて残ったつけ汁は、昆布のダシが出た美味しい調味料として使用できます。
ちなみに、今回は醤油で作りましたが、山梨県民ご愛用品の調味料『ビミサン』で漬ける方が多いようです。
小梅で作る梅シロップは初めてですが、
小梅1:氷砂糖1の割合で、梅と氷砂糖をミルフィーユ状に重ねて。
このまま常温で保存、1日1~2回、ガラス容器をゆすりながら
「美味しくな~れ」と呪文をかけています。
1週間から10日程で氷砂糖が溶けきったら、
梅を取り出して、シロップは消毒した瓶などに入れて冷蔵庫に。
出来上がった梅シロップは、水や炭酸水、牛乳で割って飲みます。
最後に、残った小梅をすべて梅酒にしました。
小梅1㎏:氷砂糖1㎏:ブランデー1.8ℓの分量で、かなり甘めに作ってみました。
涼しいところに置いて、3ヵ月ほどで飲めるようになります。
梅が漬かっていく様子を毎日眺めながら待つのは、
日々の小さな楽しみになったりもします。
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