達磨さん開眼
毎年、2月の終わりから3月の初めにかけてやってくる、川上の達磨屋さん。
現在の達磨屋さんのおじいさんの代からですから、もう数十年になる長いお付き合いです。
今年は昨年より10日ほど早く届けに来てくれました。
まだ目が入ってない達磨さん。。。
目が入ってないと、ちょっと寂しい感じがしますね。
毎年、達磨さんが届くと社長に両目を入れてもらいます。
向かって右から目を入れていきます。
片方の目を入れ、願いが叶ったらもう片方の目を入れるというのが一般的ですが、
最初に両目を入れてしまうというのが決まりになっています。
目が入ると、途端に達磨さんに息が吹き込まれたようです。
ちなみに、、、達磨さんに目を入れることを「開眼」と呼ぶそうです。
昔々、達磨さんの大きな目には魔除けの力があると言われ、元々は達磨さんには両目が入っていたとか。
江戸時代、大流行した病から守ってもらいたいと、達磨さんが「厄除けの縁起物」として人気になったそうです。
なんだか、今を思わせるような状況ですね・・・。
「良いことが起きてからではなく、良いことがありますように」と願いをこめて両目を入れるのだと、
会長がいた頃、聞いたことがあります。
どうぞ良いことがありますように、達磨さんの大きな両目で見守ってください。
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