甘草屋敷
2023.11.23
カテゴリ:田舎暮らし/雑記
タグ:山梨県甲州市
季節限定の風景を見ようと、甲州市塩山にある『甘草屋敷(かんぞうやしき)』へ行ってきました。
〝国指定重要文化財(建造物)高野家は、江戸時代に薬用植物である甘草の栽培をして幕府に納めていた家で、古くから「甘草屋敷」と呼ばれています。‴(富士の国やまなしHPより抜粋)
甘草は漢方薬や甘味料の原料となる植物で、現在でも醤油、味噌、漬物の甘味料として、食品以外にも化粧品、入浴剤、シャンプーなどにも配合されている、とても身近な漢方薬です。
甘草も興味深いですが、今回の目的は甘草ではなく甲州市の晩秋の風物詩として有名な枯露柿(ころがき)のカーテンを見ること。
甲州名物の枯露柿、甘草屋敷に来る途中の家の軒先でも見かけました。甲州市塩山の松里地区は、甲州百目柿という大きな柿が取れることから、枯露柿の産地として有名です。
障子越しの枯露柿が並ぶ様子は江戸時代にタイムスリップしたかのよう。なんだかとても落ち着きます。
大きな甲州百目柿がオレンジのカーテンを作る風景はとても見応えがありました。枯露柿が食べられるのが12月中旬なのが唯一残念でしたが・・・(笑)
甘草屋敷は毎年2月11日から4月18日まで開催される「ひな飾りと桃の花まつり」も有名なので、今度は春に、季節限定のひな飾りをぜひ見に行こうと思います。
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