山梨生まれのマスタード
2019.06.01
カテゴリ:雑記
タグ:日々のこと/笛吹マスタード工房
今日は、笛吹市の新しい名産品にしようと考えられた、マスタードをご紹介します。
笛吹の土地柄を生かして作られている「ふえふきマスタード」
粒マスタードは主原料は「からし菜」の種。それにワインビネガー(お酢)やはちみつ、
塩を加えて作られたもの。
からし菜って・・・おひたしや炒め物などで食べる、あのぴりっとした辛味のある葉っぱ。
あの葉っぱの種がマスタードの原料だなんて!!・・・知りませんでした(-_-;)
高齢化に伴い、農作地が荒れてしまっている場所にからし菜を植え、春に菜の花のような黄色い花が
咲き、満開の桃の花とともに、観光で訪れた人の目を楽しませてくれます。
そして、笛吹市はぶどうの生産が盛ん。間引いた未熟ぶどう果汁を使い、
からし菜の種を漬け込み作ります。(マスタードの本場フランスでは、カラシナの種は
ぶどう果汁に漬け込むのが伝統的な製法とされているそう。)
ぶどう果汁に漬け込まれてつくられているので、
よく食べているマスタードよりさわやかでさっぱりとした味です。
そしてフレーバーマスタード(すももとワインフレーバー)も販売されており、
ワインフレーバーも買ってみました。ワイン搾汁後の果実が入っているので色がワイン色。
味もワインの風味をほんのり感じられます◎
県内だと岡島の地下に出来た新しい売り場
「山梨セレクション」に置いてあります。(ネットでも購入可)
このマスタードを考えたのは笛吹市地域おこし協力隊のお二人。
県外から笛吹市に移住し、「笛吹市をもっとよくしたい」という所からマスタードが生まれました。
“ゼロから何かを生み出し、行動する”ことはそう簡単にはできません。
…と、このマスタードでだいぶ語ってしまいました。笑
いきさつはともかく(笑)さわやかで食べやすいマスタードですので、
気になった方はぜひお試しください!
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