遠照寺 永代供養墓「燦々廟」落慶式
2023.06.10
カテゴリ:建築/田舎暮らし
タグ:山梨県北杜市須玉町/東屋/永代供養墓
地鎮式から4カ月
遠照寺 永代供養墓「燦々廟」の落慶式に参加しました。
「鶴亀の松」で有名なお寺です。
前面の道路を西から東へ向かうと鶴亀の松が一体に見えます。
その姿は そのために道路を計画したのかと思われるほどで必見です。
お寺の南側に永代供養墓「燦々廟」がつくられました。
永代供養墓の敷地の2/3くらいは墓参りや松の見学に来られた方が立ち寄れる広場になっています。
その広場の隅に 東屋があります。その設計施工を担当させていただきました。
隣には立派な鐘楼門があります。
門の景観を邪魔しないようにしたいと計画当初から考えていました。
一般的な東屋ではなく 茶室の待合い小屋をイメージ
全体のボリュームやカタチ、色にこだわりました。
ジブリ美術館のステンドグラスを手掛けた 清里ステンドグラス工房ボッティガ・ヴェスタの八田さんの作品
小さな建物ですが、ベンチに座った時 ステンドグラスや正面の松、広場やその先の山々が綺麗に見えるように 居心地の良い空間になるように考慮しました。
ベンチに座った足元には 星座をかたどったビー玉
自然写真家 牛山俊男さん監修
北斗七星、北極星、カシオペア座と、その位置、大きさが正確に配置されています。
合祀供養墓は 絵師 映水さんの「釈迦誕生図」
若田宇宙飛行士と共にスペースシャトル・エンテバーに乗って宇宙に旅立ち、宇宙ステーションに8ヶ月滞在。
地上へ帰還した神代桜の種子から生まれ、成長した「宇宙神代桜」が広場に植樹されています。
誰でも立ち寄れる広場です。
「鶴亀の松」の見学の際には こちらの広場でひと休みしてみてください。
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